その昔 
某同人誌に書いた小噺を久しぶりに手に取って読み返す。
博士と助手と少年の”恋とはなんぞや”
という  
自分としては頁の構成と雰囲気に凝った(つもり)の
気に入っているもの。
書簡形式で 小気味よい遊び心(を加えたつもり)のある
ほんの三頁の話なのだが
例えば 第三者がこういう作品をもし創ってくれたなら
すぐにその人をすきになってしまうだろうと
ま 自己満足できるもので 愛着もある。

今私が 悩み相談の書簡を出したなら
グラドゥス・アド・パルナッスム博士とその助手は
いったい なんと答えてくれるのやら。

限られたなかで創作の世界を広げるのがすきなタイプ。
国語の試験の
「”〜とはいうものの”という言葉を使って文章をつくりなさい」
なんて条件のついた文章作りの問題に情熱を
(殊に試験や勉強の類には淡白なのに)
注いでしまう人。

制限があって 
でもって
そのなかでできるだけの好き勝手をするのがすきなのね。私は。

あまのじゃく。

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