黄金の昼下がり という巻頭を音読するのが昔から好き。
アリスの物語の魅力の半分以上をここに感じているせいか
ときどき思い立っては本を手に取るたびに
ここを音読するだけで なんだかもう十分満たされてしまう。
ドジスン教授の束の間の幸福に身を寄せて 
自分もそのゆったりと揺れる時間に溶け込んでしまったかのような
そんな気分になる。
我侭や残酷さ可憐さ 小さくて愛らしい感じなど
ガアリイのキーワード諸々が散りばめられている気がするので
ボートの揺れをまるで共有しているような感覚。

美しい時間というのはあっという間に流れ去る もの??

恋人が向こうに戻り
例えば ティッシュペーパーのデザインの悪趣味さを嘆きつつ日本にいる私。
箱にデザイン性の高さを求めるのが望めないのだとしたら
いっそ もうデザインなんて要らないから潔く真っ白とかにして欲しいものだ。

ということで
そろそろ 私も脱出しよう。

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