猫なで声で私を呼んで手繰り寄せると猫可愛がりで   
甘ったるいワインはお気に召さない彼の甘い口をもう塞いでしまう。
寝転がった先の寝たふりをしている彼に
指先で水の波紋のような誘惑をして案の定彼を指でまいてしまう私。
思わず目を開いた彼の苦笑いが聴こえたら堪らずに目を閉じる。

いつも勝者になりたがる私にくちづけを。
いつも敗者に甘んじてくれる彼からの甘いキス。

こんな夏のあるいちにち。

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