生憎の曇り空な週末。
課題に追われていなければならないはずが 
怠惰にベッドの上で終日すごしてみたりした。
これが魔法の絨毯だったらどこの上なんだろうか 
なんて考えたりして。

東京上空いらっしゃいませ という言葉が
どこからともなく浮かび上がってくる。

こんな時間を過ごすにはこの本を読みたくなるのは必然で。
自室が恋しくなる。
紙と紙と紙と香りで 溢れんばかりな自室。
テンポラリーにるーむしっく。

キーパーソンはベンヤミンなのですが
「恋する者には 恋の相手がいつもひとりぽっちのように見える」
とう彼の言葉を知ったのは19歳でした。
今も当時と変わらないくらいこの言葉が胸にしみるので
私は つまり こういう感覚を持って恋をしてしまう人なのだろう。
私が理解してあげなきゃ誰ができるの?!というような
恋愛における危険選民思想に傾倒したくはないのだけれど
結局
”私はあなたを好きで あなたは私が好き”
ということって まあ ある種の選民思想よね。

世界の果ての湖に浮かぶボートには私たちふたりだけ 
といわんばかりな甘い錯覚も
それこそ そんなふたりだけの特権だわ。

私は性悪なのでこれみよがしに
パラソルなんてくるくると回してしまうのでしょうけれど☆くす★



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