小さな頃から自分のうちの家紋に
日常的に慣れ親しんでいるせいなのか
家紋のデザインにはもうずっと興味があって
シンプルで素敵だと思ってた。
私は線の奇麗な図柄が好きなので
この粋なさっぱり・ばっさり感のある家紋も
流れるような甘い美しさのミュシャも
背徳の香りと
まるで二者択一を迫るような緊迫感のあるビアズリーも
そしてモダンなところでは田辺ヒロシも
共通するのは線の美しさだ。

家紋は潔い可愛さがある。
美しさもあるけれど 私は 例えばこの本の表紙にある梅のように
可愛らしい家紋を 本当にかわいい と思う。

モダンでスタイリッシュでかわいらしい家紋。
千代紙のデザインもそうだけれど
日本のちょっと古いものには 今でも全然通用するモダンと紙一重な物が多い気がする。

でも 確か皆川さんが装苑で連載していたりしたし
これも 随分メインストリームにのまれてしまうのでしょうね。

なんだか ちょっと厭だわ 苦笑。

こっそり ひっそり愛おしむからいいのではなくて???

ちなみにウチの家紋には鷹の羽が使われております。

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