有名な物置?の中のラヴシーン。

想いが通じ合ったところで
急に あんなに窮屈だった空間も
二人にとってはむしろ広く感じられる。

世界が変わるとはこういう事をいうのねって
そう思います。

ちなみに 私が一番ドキドキしたラヴシーンというのは
映画「アンネの日記」で ペーターがアンネの手を
ペンでそっと触れるシーン。

もう すっごくドキドキしました。
きっと 今観てもするのかもしれません。
呼吸さえ惜しまれるような そんな ほんのささやかな時間。 
その抑圧感の中のエロチシズムを
感じ取ってしまった 思春期のワタクシ。

中2の時に初めて観たのですが
その時 ミリー・パーキンス演じるアンネが
なんだかオードリーに 似合う気がして
漠然とオードリーを重ねて観ていたのですが
何年か経って
実は アンネの役というのはオードリーにまず打診があったそうで
けれど 彼女はWW2とナチに対する複雑な感情 
トラウマともいえる記憶から断固として断ったと知ったのでした。

それを知った時の おどろきったら。
ミリー・パーキンスは オードリーっぽかったので
それで単純に連想した とも云えるのかもしれませんが
あおれでも 何か感じるものがあったのだと思う。
不思議な事もあるものです。

「麗しのサブリナ」「パリの恋人」も好きなのですが
やっぱり 定番とはいえ
「ローマの休日」が一番好き。

グレゴリー・ペックがすきなんですよね。
彼が随分前のアカデミーに顔をだした時
もう おじちゃんで 白髪頭でしたけれど
それはそれは 上品な男前で
あの色男さかげんもちゃんと面影があって
感動にちかい気持ちになったことを今でも覚えてる。

振り返らない皇女。
彼女を待つような沈黙。
そして 踵を返す彼。
誰もいなくなった大広間。

誰もがあそこで きっと振り返ることを期待したと思うのですけれど
(私だけ?)
映画やドラマ的な終わりにならなかった。
この事もきっと 
今でも人気のある 忘れられない映画になっている所以なのかな。

オードリーと最近の富永愛を見るたびに
前髪を うんと短く作ってしまいたくなります。

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